格安SIMの3日間の通信容量と速度制限まとめ
格安SIMを選ぶ際に、重要なのは速度や料金が注目されがちですが、実は3日間の通信容量にも注意が必要です。
MVNOによっては3日間の通信容量に上限が設定されていて、それを超えると通信制限がかかってしまうプロバイダがあります。
今回は、格安SIM契約前にチェックしたい各MVNOの3日間の通信容量と速度制限が適用される条件をまとめてみました。
MVNO3日間の速度制限対応状況
MVNO | 低速通信時 | 高速通信時 |
---|---|---|
DMM Mobile | 336MB/3日 | 制限なし |
IIJ Mio | 336MB/3日 | 制限なし |
NifMo | 3GBプラン:500MB/3日 5GBプラン:800MB/3日 10GBプラン:1.2GB/3日 |
低速時と同じ |
楽天モバイル | 3.1GBプラン:540MB/3日 5GBプラン:1GB/3日 10GBプラン:1.7GB/3日 |
低速時と同じ |
U-Mobile | 大量データを使用した場合 | 低速時と同じ |
UQ Mobile | 1GB/3日 | 低速時と同じ |
主要なMVNOはこれくらいでしょうか。
こうしてみると、高速通信をしても低速通信をしても制限にかかるMVNOが案外あることがわかります。
これは何を重視して格安SIMを使用するかで、ポイントが変わると思うのですが、反対に使用用途がしっかり決まっているなら選ぶべきSIMではないものがあるということですね。
200Kbpsの低速通信時は制限ありがほとんど
格安SIMの特徴といえば、何と言ってもその料金で、特に高速通信を使用しない200Kbpsの低速通信では追加料金がかからずに運用することができます。
ですが200Kbpsの低速通信でもずっとつなぎっぱなしにできるわけではなく、定められた通信容量を超えてしまうと、200Klbpsの速度がさらに低速になってしまう場合もあります。
高速通信も少しの容量で制限がかかるMVNOに注意
いくら低速通信でもずっと接続され続けると、回線に負担がかかるので、低速通信時の制限はまだ分かります。
しかし、高速通信時でも3日で300MB程度で速度制限がかかってしまうMVNOには要注意です。
高速通信時の300MBは、すぐに使い切ってしまうものだと思うので、そういう使い方をする場合は、最初から月の通信容量を増やして、3日の通信容量が増えるプラン選びをするか、最初から高速通信の場合は速度制限がかからないDMM Mobileや、IIJを選ぶのが良いでしょう。
ぷららモバイルのように無制限のMVNOも
こうしてみると、かつてDocomo,au,Softbankがそうであったように、通信速度制限が細かく設定されているMVNOもたくさん出てきています。
またサイトをパッと見ただけでは気づかないことが多いので、事前にしっかり確認するのが良いでしょう。
一方で、ぷららモバイルのように3Mbpsまでの高速とまではいかない通信速度で、3日でも1月単位でも通信容量の上限を設定していないMVNOモもあります。
速度制限を気にせずに、好きなだけ使いたいという方にはおすすめです。